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2009.04.06

Open Source comes on stream

今日は、プロデューサーっぽく、オープンソースの話ですー。

ウェッブで無料のサービスを利用している人って多いですよね?
ウェブサービスは、Googleやgooのような検索や翻訳などの機能系mixiやMySpaceのようなコミュニティ系もあれば、YoutubeやFacebookのようなコンテンツ系もあれば、ブラウザーやアーカイバー、エディターなどのソフト系もあります。

ソフト系も、Skypeやituneなど馴染みがあるものが多いと思います。こういうのを、フリーウェアって言います。

フリーウェアとはちょっとだけ違う意味で、オープンソースという言葉があります。
オープンソースっていうのは、ソフトを無料で配布するだけではなくて、ソースも無償で公開しているソフトウェアです。ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを、インターネットなどを通じて無償で公開し、誰もが、そのソフトウェアの改良、再配布を行なえてしまうソフトウェアの名称ですね。

概念として、有名なところではLinux。
1991年にフィンランドの大学院生だったLinus Torvaldsが開発したのが、UNIX互換のOS。
これがフリーソフトウェアとして配布され、オープンソースとして公開されて、全世界のボランティアのデベロッパーによって改良が重ねられた結果、亜流を生みだしながら、世界中で広く普及しました。インターネットにおけるサーバーのOSだけでなく、ケータイや家電でも、今や当たり前に利用されるようになり、プラットフォームを幅を広げています。

概念として、と区切るのは、オープンソースを正しく定義している、「The Open Source Initiative(OSI)」という立派な団体があるからです。「The Open Source Definition」(OSD)という発表は、「自由な再頒布を許可する」「プログラムには必ずソースコードを含む」「派生ソフトウェアの頒布を許可する」「個人や集団の差別を禁止」「適用分野の制限を禁止」など10項目からなり、これに準拠しているソフトウェアライセンスには「OSI認定マーク」が付与されています。

オープンソースと名乗る全てが、こういう厳しい定義を遵守しているか?というと、実はそうでもありません。「オープンソース」は「OSDと違う」ということもよくあります。まあ、厳密に話さなくてはいけないのは、専門業界人としての具体案の時だけですから~。プロフェッショナルなクリエイターは、意識してください。そうでない人には、特になにもー。

ソースコードがあれば、そのソフトウェアの類似品を作成したり、そのソフトウェアで利用されている技術を転用することが容易に可能なため、日本やフランスの企業などでは自社の開発したソフトウェアのソースコードを極秘としていることのほうが多いですし、他社に供与するときにはライセンス料を取ることも多いですね。

うちのお仕事でも、メインなお取り扱いが、広ーい意味でのオープンソースなCMSです。
厳密にいえば、有料かつ再配布できないMovable Typeあたりは、リミテッドソースと言ってほしいなどと思うことも多いのですが、個人が利用する分には無料も間違っている訳ではないので、これもオープンソースってことで良いですー、という割り切りも、当然含んでいます(大笑)


オープンソースの説明をしてみたのは、「時代はオープンソースなんだよ~ん」と言いたいからです(大爆)
特に「オープンソースが最高だ」とも思ってないし「オープンソースが最強だ」とも言えないんですがー。時代で言えば、まさしくハマってます。これは言い切れるな、と!

オープンソースの受け取り方がポジションによって大きく変わることもありますし、オープンソースの使い勝手は最大公約数過ぎて、ジャストな実感が薄いこともあります。
が。
CMSが選択肢として普及している現状で、クライアントもエンドユーザーも、オペレーターとして活躍できる時代になっちゃうと、オペレートの情報がリアルタイムに落とせるって、結構大事なことなのです。

サイトオーナーに渡すマニュアル込みのプログラムや、オリジナル過ぎてルールの多いビジュアルなど、デザインしてほしいとか、たくさん予算あったりしなくていい、と思うから「はじめてみよう」とか「やってみよう」とか思う訳で、こういう「きっかけ」になる存在は、力を秘めていると思います。
それが時代感と思うのです。

CGM, API, 様々な可能性が広がる中で、選択肢が多岐に広がっても、やはりサイトが欲しい人は「こういうのやってみたい」というパワーのあるところからはじまる人のほうが多いですから、クリエイターとしては、「今はオープンソースの気分」を感じてる人に、分があるなと思ってます。

でもって、こういう見極めは、プロフェッショナルに任せちゃっていい、とも思うのです。
「こういうことやりたい」と聞いたら、それに見合うCMSのオススメは、そんなに難しくありません。個人で?企業で?目的は?方向性は?などなど、聞いているうちに、MTがよさげ、とか、WPがいいんじゃないかな、とか、XOOPSよりはJoomraかも、とか、Jimboいけそう、とか、輪郭が見えてきます。

ラクに作るからCMSは安い、と思われるのはツライですから、間違わないでねー。
クライアントが最初から「こういう仕様で、この機能で頼みたい」って考えが決まってからでないと制作の話も出来ない時代じゃなくなった、というだけで、オリジナルサイトを作るときの工程は、規模に関わらず、設計ありきなので同じなんです。
クライアントがコンテンツや操作方法に集中出来るのは良いこと、という意味で、エンジニアやデザイナーが制作している間に、運用の準備に向かってもらえるのは、とてもスムーズで、メリットのあることという話です。
何もないところから、形作るときには、関係者がラク~なことは、多分どのポジションに居てもないでしょう。産みの苦しみナシってことはないです。ただ、自分の仕事に集中する、という環境においては、CMSは有用と成り得ます。

オリジンである必要はありません。オリジナルであろうとする時には、オープンしたサイトの設定する個々の目標があるものですし、手段としてのオープンソースは、シェアするストライクゾーンを見えやすくしてくれます。
1つ1つ積み上げていく作業は、運命共同体には必要ですけど、連携する責任の共有者には、ゴール遠過ぎハードル高すぎです。まずは、結果のビジョンありきでないと点が固まらないですから、手段としての点を、低予算でスピーディーに、という仕事の仕方を現実にしていくって行動力が不要なものを淘汰してくれますし、その流れが出来る時には大体気持ちがいいものです。

お仕事してて思うのは、「お金を払う人が正直じゃなきゃ駄目」と思って、ついでに「詳しくない人がお客様」という気分をセットにしてた時代が終わった、ということです。
「お金を払う人は好奇心も責任も行動もある」ということを、たくさん感じる、良い仕事ですね。

そんな訳で、「自分を磨いてみるモードになってみるのはいかがかな?」という時代感に相まって、「時代はオープンソース」という勢いを感じているところだったりします。
こういう進化形が欲しいと参加するデベロッパーや、こういうテンプレートが使いやすいとディスカッションするデザイナーや、こういうオペレートをめざしたいというディレクターや、プラグイン作っちゃいたいプログラマーなどなど~、個人が参加するソースは、拡張可能というよりも、可能性の無限さを秘めて、しかも、どのポジションの人も、飛び込めるんですからね。
何も分からない人でも、更新できる、というCMSも、まだまだ作成からは遠い訳で、クリエイターならではの存在感が際立つところでもあります。

連携して拡大するWeb2.0らしい、オープンソースの時代。個人が出来ることは小さいままですが、独り占めしない根性が成長を感じさせるのはいいものです。差し出し続ければ、奪うことも奪われることもない、という広がりまで感じさせてくれてると思います。

などと言いながら、「いつもながら、これは一生良い!」と責任を持って言わないのが、私の良いところです(自爆)
オープンソースの時代もまた、「いつか終わるでしょうから、飛び込むなら今だよ~ん」と言っておこうっと。Microsoftが頑張るかもしれないし、ASPがサバイブするかもしれないし、大逆転の新しいなにかが登場するかもしれないし、時代に飛び込む自信と体力があれば、その時にもきっとわくわくすることでしょう。

という訳で、次の前の今は、か~なりオープンソースなのです♪

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