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2008.08.25

北京五輪 閉幕式

北京五輪、閉幕式でした。あいかわらず、ご飯食べながらテレビです。
しかし、この北京大会のすごいところは、今までのルールの捻じ曲げ方というか、解釈の違いというか、見解の違いを越えた中国政府のメッセージ。

開幕式の花火がCGであっても、正直理子は、全然どーでもよかったし、(映画「グラディエーター」のコロシアム・シーンの人々が実写の人間だろうが、CGだろうが、気にしないからねー。)女の子がクチパクでも、それも有名なエスニック・ジョークを思い出して笑ってたワケですよ。中国らし~、と。

 ある酔狂な大富豪が言った。 「もしも青いキリンを私に見せてくれたら、莫大な賞金を出そう」 それを聞いた各国の人々は、それぞれの行動をとった。 イギリス人は、そんな生物が本当にいるのかどうか、徹底的に議論を重ねた。 ドイツ人は、そんな生物が本当にいるのかどうか、図書館へ行って文献を調べた。 アメリカ人は、軍を出動させ、世界中に派遣して探し回った。 日本人は、昼夜を問わず品種改良の研究を重ねて、青いキリンをつくった。 中国人は青いペンキを買いに走って、キリンを捕まえ、塗りまくった。

どちらかというと、あの歌の選曲のが引いたし、後から知った、民族衣装を着た56民族の演出が、全員漢民族だったことの方が衝撃的で、本気でがっかりした。

 フランス通信(AFP)は15日、入場した56人すべての子供たちが漢民族だったと報じていた。  北京五輪組織委員会の王偉執行副主席は15日の記者会見で、8日の開会式を彩った演出のひとつ「56民族の子どもたち」が実は、漢民族の子供が少数民族の衣装を着て入場したものだったことを事実上、認めた。  この事実関係について王偉氏は「子供たちがどの民族の出身であったかは分からない」としながらも、「子供たちが民族衣装を着たのはパフォーマンスだった」と語った。

ありえねーーーっ。
北京オリンピックだって言ってるのに、中国内の競技場使うのも始めてなら、 世界の記者団拘束するっていうのも初めて聞いた。その解釈、どこにも「しょうがない」ってとこがない。でも、まあ、しょうがないって言うのなら、それも受け入れよう、それがまだまだな中国って評価になるだけのことだから、とか思っていたんだけどさ。閉会式の中華思想全開って、どーゆーことなのよっ!?

 儒教的な王道政治の理想を実現した漢民族を誇り、中国が世界の中心であり、その文化・思想が最も価値のあるものであると自負する考え方。  「世界の中心にいる我らの文化こそが精華なり」との考え方を含んでいる。儒教的な道徳意識はこれを補強し、徳の優れた者が徳に劣る者を指導することを当然とする為の手段が、熾烈な排外思想として国際社会での問題として表面化している。

世界中、そういう文化や信仰ってあるから、ユダヤ人のユダヤ人だけが救われる宗教や、イスラムの男が世界を支配する宗教とか、理想とするベースについて語ることは特にないんだけど、でも、個人で出会う現代は、そんなに固執してる人々に会わないでいられてる。亀より遅い調和への道のりを実感することは、世界中でたくさんある。

この閉会式のいただけなかったことは、エイベックス・アジアグループ所属のオープニング・ソングの並び。日本人の作曲家とアメリカ国籍の台湾人・王力宏、韓国人・鄭智薰(ピ)、関喆(グァン・ジェ)などの「アジアは中国が束ねてる~」なメッセージ、どう考えても、利権と思惑が露骨で、いい気分になれないー。
2nd partyはEMIグループで、香港自治区からの成龍(ジャッキー・チェン)、劉德華(アンディー・ラウ)、シンガポールから孫燕姿、マカオからも参加の大盛況。楽しそうだったし、舞台も映えた。でも、選曲があまりにも頂けないために、豪華なライナップに感動なんて出来ない~。北京オリンピックを盛り上げたのが、香港スターなら、その違和感のが大きいんだもーん。

中国が1つなのは、勝手に言っていただいていいの。ホント、全然気にならないから。そういう主観は好きにしてくれていい。中国の勢いに乗る選択肢をチョイスして参加するエリアもあっていい。でも、フリー・チャイナって言われてて、チベット弾圧反対、ウイグル制圧反対、台湾侵略反対、検閲体制反対って馬鹿げた勢いで世界に叩かれてるときに、何をやっているんだ?って感じさせるくらい浮かれなくてもいいんじゃないのかなあ、と妙に冷静になってしまった。その「わざわざ」大騒ぎ、損すると思うよ~、という感じ。

結構納得いったのは、日本籍は勿論、台湾籍の歌手が参加しなかったこと。周杰倫(ジェイ・チョウ)が出るんじゃないかって噂があって、関心ひいてたし、理子も注目してたけど、さすがにその政治的アピールには乗らなかったかー。素晴らしい。ゲストじゃ終わんないもんね。ナイス・ジャッジメント!

北京オリンピックはいろんなことが起こった、未だかつてない大会。四川大地震に始まり、アメリカのブッシュ大統領と、ロシア連邦のプーチン首相が北京にいる間にグルジア戦争は勃発。

ロンドン・アピールのトライデッカー、傘、自転車、サッカー、レオナ・ルイス、デイヴィッド・ベッカム、ジミー・ペイジ(LED ZEPPELIN !!)はよく出来ていた。これぞ、ロンドン!

閉会式は、中国祭り。あまりにいろんなことを取り込みすぎて、目が回る。慌しく終わった舞台は、大掛かりで素晴らしかった。ちょっとだけ、気持ちが追いつかないで、脱線させる展開だったけど、この高揚がこれからどこに向かうのか、気になるスタートになったとも感じた。
とにかく、勢いはついたね!
ポジティブに、自制心を持って、飛躍してほしいものです。

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