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Political Correctness

2009.08.18

みんなの選挙!

第45回衆議院議員選挙の公示が始まりましたね。
今回、本気で困った感じの選挙区で、イマイチな気分で投票しそう、とか思ってます。まあ、私は白票も放棄もしませんから、いつものように「小さな政府」に近いほう、という選択をとるんですけどね。

うちの選挙区は、自民、民主、共産、幸福が候補者を立ててるんですね。社会的には「自民に不満、民主に不安」とか言いながら、まあ、次回の選挙はリバウンドで民主党が政権を担うことは決定してるようなものです。


自民党の最悪なところは、安倍晋三の戦線放棄に由来するところで、福田康夫は結果としての法案面では仕事をしたと認められるけど、あまりに古臭い頑固さとアジア重視の姿勢と党内推薦無視の方法で居場所をなくして撤退。相次ぐ退陣をひきついだ麻生太郎は、財政健全化よりも景気対策の優先を提唱。ゴックンした財務・金融相はさっさと更迭できないし、元行政改革相は新内閣から追い出すし、意外すぎるくらい、「なんにもしてねえ」とか思ったら、この解散時にいわゆるバラマキ論(定額減税や公共事業を中心とする財政出動に積極的な意向)と、「新自由主義との決別~」な絶叫。
景気対策は大事です、間違いなく。でも、15年くらい日本に住んでいる私の記憶では、景気が良かった日本っていうのは、小泉内閣の改革路線時だけ株価が上がって、それ以外はずーーーっと「失われた」とか「失った」とか「失い続けてる」日本な気がしてるんですよー。公務員改革だって、いらない団体作って働いてない天下りにお金払ってるのがイヤなんであって、公務員の再就職を反対なんてしてないんです。わたりをするための独立行政法人なら民営化していいし、維持できないなら取り潰せばいいって考えたから、小泉政権に票をいれたんであって、天下り団体ありきの公共事業のバラマキで、経済が良くなったりしないっていうのは鉄板ですから、「新自由主義と決別するなら、私もお別れします~」な決心がつきやすいというものです。
麻生総理、「私は郵政民営化は賛成じゃなかった」って言葉は、効果ありすぎました。漢字が読めないのも、英語が江戸前なのも特に気にしてませんでしたが、先祖帰りはダメすぎです。
経済を考えたり、教育に関する控除を考えるなら、カナダやシンガポールで導入されている「消費税逆進性対策税額控除」くらい言って欲しかったです。定額給付金を出す政府って、効果的な波及箇所を特定して出す脳みそのなさを感じて、ドン引きです。みんなに同じようにバラまいても任せたいとか、頼りたいとか、思わないやつもいます。例えば、私(大笑)


民主党の最悪なところは、組合母体な上にまとまりのない制限なしな展開が、直、所得格差の解消を叫ぶだけっていうところ。
日韓関係を重視して永住外国人住民の選挙権や公務員就任権をおされたら、アメリカ系日本人クォーターの私としては「帰化したらいいだけ。日本国籍の日本人が長く住んでるって理由でアメリカや韓国の政府で働きたいって言い出したら、話し合わないで殴ってください」と言いたいくらい恥ずかしい話です。しかも移民対策は最低で、国内労働者からは一律で年金徴収して帰国する際にも返済しないという残酷さ。それが、組合員の収入になってて、一般公務員以上にもらってる額の確保になるってのはとにかく気に入らないんです。
ガソリン国会や高速道路無料化では、自家用車のない暮らしをしている私には「低炭素社会はどうするんだよ」と思うし、車が必要なお仕事をしている友人は「高速道路が高速じゃなくなったら、物流コストは上がって、経常利益がふっとぶ」と思ってる訳です。
ドイツみたいな高速道路無料化は、ドイツみたいに税金で道路を作ってるから言えることで、日本は高速を税金でなく借金で造ってきた訳ですから、「そもそも無理なんじゃないの?」と思うのは当たり前の流れな訳です。
イギリスのような児童手当や低額所得者対策をやりたいのであれば、個人バラマキ型からの転換でおおなたを振るった鉄の女サッチャーや、教育重視のブレアのような、根拠がないと「ひどい大穴」な視点で政権責任を感じません。
格差社会問題で成功と言われたブレアで言えば、ワーキングプア対策に「勤労税額控除」を導入すると同時に、その対象を25歳以上で週30時間以上働く者と限定した上で、失業給付を切り下げたからこそ「働いたほうがいい」という意識が定着して成立した訳だし、イギリスでは、国民一人ひとりの「社会保障背番号」制の導入されているからこそ、個人の所得の正確な把握をもとに、銀行など利子所得が発生する機関からの申告を照らし合わせるシステムインフラ整備があってこその、世帯ごとの税額控除が出て、税金、社会保障負担の徴収組織が一元化されているのであって、住民票と年金番号しかない日本では、前者の付属情報は限定的であり、後者は20歳以上が対象で不完全極まりない上に、日本独自の配偶者控除や会社員の妻の年金支給算出などの予算も食うのであれば、経済支援効果は上がるとは言えない。実際、単身者も夫婦こども2人世帯でも、年収が課税限度額以下でも社会保障負担は発生している。夫婦こども2人世帯は、年収が1000万円を超えるまで社会保障負担のほうが重いのであれば、「児童税額控除」のような対処でない限り、生まれながらの借金額がふえる子供たちには、過酷なだけだと思うわけです。
今は3.3人で1人の高齢者を支えていますが、2030年には1.8人で1人を支えることになります。
経済を語るときに、市場に出生率を持ち込まれるのは脱線しすぎですし、現行の社会保障制度はもはや維持不可能です。
「高校まで無料化」と言われたら、「無料化はいい。けど国際競争に備える労働人口の向上を達成目標にして、18歳まで義務教育化もセットでしてくれ」と思うし、格差問題と経済対策で「最低賃金1,000円」なんて言われたら「コンビニエンスストアは半分潰れるよな~」と思うし、夢を仕事にして社長になるよりも、社員食わせる覚悟ばっかりの儲からない人になるのが社長になるものって常識が生まれるとも思うし、そういう政策の財源は財務省に眠る外貨準備を半分使うことって、世界不況にドル暴落の金融テロをしかけてるような気もするので、「財源が不安だわー」とか言ってられません。間違いなく、次世代の借金と次々世代の国際関係で恨み買う覚悟をするところです。
周りを見てると私の10歳下は、 納税額が0円の人は5万円が貰える という所得控除に走って、ただ貧乏になりそうな気がしてしまうところです。子供手当て貰えても、年金、税金、福祉で天引きが増えて、生きていく気力をなくしそうな顔が浮かんでしまうこともあります。
官僚を攻撃しながら、地方公務員も日教組も増員する前提の仕事として政策出されたら、ホントたまんないです。戸別所得補償制度や教育無料化で雇い入れた人たちって、後でどうやって首を切っていいのでしょうか?と聞かれたら、また出生率があがればいいって考えなしに答えられそうな大穴話です。
「一回やらせてみて、駄目だったらまた自民党に戻せばよい」とか「勝ち馬に乗っておけばいい」と思えないのは、クーリングオフ のように、「8日間以内なら解約できる」というようなものじゃないからなんですねえええ。


まあ、この原因はマニュフェストの意味を変えるバカが、選挙に向けて多すぎるからで、NHKのことばおじさんにお話をお伺いしたいところでもあります。
政権政策は、4年間政権を担う者と有権者の約束なわけですよ。万年野党な民主党が7年後や10年後の話をしてるのも、上げ潮派が個人としてのマニフェストをだしちゃってる自民党も、ナンセンスです。
ブッシュ・ジュニア前大統領(個人的には共和党支持者のくせに、彼のことキライですが・・・)ですら、「自分が担う政府時には中絶合法化はしない」と言うわけで、アメリカが一生同じ概念でいくと約束はしません。選挙ってそういうものです。
しかも、会社でも店でも野球でも同じですけど、社長でも担当でも監督でも、変わるときには未来の話なんて終わるもので、ひきつぎだけの無駄時間が始まります。みんな次の体制に移行することを考えれば、政治なんて特に4年まるまる従事できるものではありません。結局最初の1年で態勢を作って、次の1年でやりきれないことは、結局出来ない約束で終わるものです。
この体裁ばっかり嘘ばっかり危険ばっかりな、双方中道のバラマキ選挙って、対立軸のなさが、イヤ~な感じで、中道右派と中道左派で選びなさ~いと言われているような気が、とーっても困る気分です。


長くなりましたが、制限のない話は頭悪く感じるし、コツコツやりますって嘘に辿り着かない話してるのねと思えて、「気の乗らない選挙なんです~」というのが、今の気分。
前にも書きましたが、ある中で選択して票を入れるのも、やります。
が。
あーーーまりにもっ、参加してる気分になれない選挙区なもので、「みんなの党」にクリック献金してみましたーーー(大爆)


「みんなの党(Your Party)」って名前はかなりイケてないと思ってるんですが、エイブラハム・リンカーンの「人民の人民による人民のための政府」から来てるネーミングなんですねぇぇぇ。・・・まあ、名前はいいです。政策も思想も100%同じ人なんてきっといないでしょうからー。
小選挙区では無理なんで、大筋が合致してる主張という意味で、票はいれられない分、渡辺喜美代表に参加してる気分になろうかな~っと。


みんなの党の政策で、支持してるところは、やっぱり「小さな政府」です。
・地方に財源と責任を譲渡する分権を行う。
・国家公務員を現在の33万人から、道州制導入と地方出先機関の廃止を行って10万人削減を行う。
・公務員組合のヤミ協定、ヤミ専従等を根絶。違反者は即免職。刑事罰や個人賠償も導入。
・「わたり」あっせん、「各省庁個別あっせん」の即時全面禁止。違反には刑事罰を導入。
・独立行政法人は原則廃止または民営化。
・公正取引委員会の官製談合に係る権限を強化。
・衆議院議員は300人(180減)、参議院議員は100人(142減)に。
・議員特権を廃止。
・全ての労働者(非正規を含む)に雇用保険を適用。
・「社会保障個人口座」を開設。
というところ。

当然、みんなの党も選挙のために、公務員天国を許さない代わりに、選挙では組合員天国と手を結ぶというイタダケナイ選択で勝ちをとりにいってて、100%あっぱれな気分で応援してるともいえないんですけど、理念でいえば、保守系右派の改革論ってポリティカル・マトリクスの形は似たようなものだなー、と。

40年前に比べて人口が増えて、若者が減ってる現状で福祉も法令も必要だと思うから、弱者を救う予算として、消費税が増えていくのは当然とは思っていますが、このくらいのことやってもらわないと、結局税金が道になったり駅になったり学校になったり病院になったり、良い変化になると思えてないし、中流が支えるのが腐敗地帯じゃ全員で弱者生活まっしぐらな気がするもので、予算のゼロベースでの見直しや税金のムダ遣い一掃(天下り禁止等)、国有財産・政府株の売却、公務員人件費削減等(10兆円)で財源を捻出する話からじゃないと、全然ノレないのです。
年寄りも不幸、支えきれない若者にも不幸な、豪快な穴を塞いでくんないとねぇぇぇ。

これは、財務相時代に塩じいが言ってた、「母屋でおかゆを食べて節約しておるのに、離れではすき焼き食っておる」ってヤツですよ。
年金がどっかに行ったのも~年金を扱う人たちの人件費~。緑資源機構での経費がどこかのパーティーに消えるのも~予算を使う人たちの交遊費~。公務員が就労時間中に労働組合のアルバイトするのは横領かつ背任~。議員宿舎や新幹線無料パスで愛人といちゃつかれたり、国会開催中に寝てるのも、免職や刑事罰や個人賠償を検討できないなんて、ザルすぎるぅぅぅ。ザルに税金とか言って金投げても、お賽銭ほども価値ないじゃーん!


どの政党になっても、医者や保育士になりたい次世代がいきなり増えたりはしないでしょうが、政治は、誰がやっても同じ、いつまでも変わらないとも思ってないです。
政府は国とは同義語ではないし、国家とは人種も宗教も分けて欲しいので、政府に個人の幸せや満足感なんて、最初からぜーーーんぜん求めてません。
政府の仕事をただ円滑に的確に進められる政権に任せたいので、希望のある政策で選挙に参加したいものです。

移民の受け入れ、福祉、法令、税金が国民を失業に追い込む。試練の毎日でも挑戦の毎日でも、信仰心から争いが生まれる世界でも、希望は、困難に立ち向かう勇気を与えてくれる。
希望は持つか、持たないか。
希望を感じる政策は、再分配と競争が効果的に維持されている案。
ただ支持して、未来を思って行動するだけ。

What I can do.


そういうわけで、時代ごとにあっさり変わって申し訳ないのですがー、今はみんなの党を応援してみようかな、などと思っているのでしたー。どこまで頑張れるのか、我慢できるのか、変えられるのか、結果を議論する気もありません。でも、今言っておこうと思うことは、渡辺さん、頑張ってくださいねえええええっ!という感じなのでしたー。

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