フジテレビでやってた『24 TWENTY FOUR』、放送が無事終了しましたが、あれ結構面白かったですよね。僕は海外ドラマは好きでいろいろ観てますが、かなりオススメですね。まあ、最もオススメなのは『エイリアス』で、2004年度内にこの順位はちょっと動きそうにありませんが。
『24 TWENTY FOUR』のストーリーはネタバレするワケにいかないので、解説できないんですが、まとめると、最初はオトコが判断ミス連発、後半はオンナがトチ狂う。そんな感じでしょうか。(まとめすぎ?)
ゲットしたまま放置していたマトリックスのリローデッド、ついに観ました。なんでこんなに長いこと放置していたかというと、リローデッドとレボリューションが続きモノだと聞いていたからです。せっかくの休日をDVD鑑賞に費やすのだから、きっちりモトをとりたいところ。観たはいいが、残尿感みたいなものを味わうわけにはいかないのです。で、先日やっとレボリューションを損氏に貸していただいたので、観ようではないかと。
映画に対しての「モトをとった」という感覚は、人によってそれぞれだと思います。3000円で手に入れたDVDなら、3000円分の何かを手に入れたい、というのが人情ってやつでしょう。3000円分のスカっとした感覚とか、3000円分泣いたぞとか。中には3000円分の残尿感を味わって満足な人もいるかもしれません。
「眠い…」ってエントリーを書いたから、というワケではなくて、話せば長いストーリーなので省きますが、アル・パチーノ主演の『インソムニア』という映画を観ました。「6日間眠れないほどのあまりに異常な事件」という公開時のキャッチコピーと、ロビン・ウイリアムスが初めて悪役に挑戦した作品、ということで以前からチェックは入れていました。
『セブン』や『羊達の沈黙』を知ってしまっている観客からすれば、「6日間眠れないほどのあまりに異常な事件」というにはちょっと普通すぎるの事件でしたが、アル・パチーノ扮するベテラン刑事が、不眠症に陥っていくにしたがって、正常な判断力を失っていく、という演技が見事でした。
GWの方が仕事が忙しいというのはどういうことなのか? まったくHILOGの更新ができていませんが、ちゃんと生きてます。体脂肪も体年齢も下がってます。すべて順調です。
「誰でも15分だけなら有名人になれる」と言ったのはアンディ・ウォーホルですが、ホントにおかしな時代です。その15分をメディアが際限なく増幅してくれるからです。『15ミニッツ』という映画は、現代のそんな恐ろしさと薄っぺらさを描いた秀作でした。
ロバート・デ・ニーロ主演の刑事モノなんですが、ネタバレすると面白くない意外な展開を交えて、これでもかというメディア批判が繰り広げられていきます。以後はネタバレ上等な人だけ、アブリダシでお楽しみください。
TSUTAYAの半額キャンペーンで『攻殻機動隊 S.A.C.』を全巻オトナ借り。オープニングも、エンディングも『タチコマくん』も全部飛ばして、バリバリとエピソードを鑑賞。2日で全部鑑賞完了。結論。超面白かった。「押井版」とは違って哲学臭を排除し、さじ加減をエンタメ側に振ってあるのが、モトとりの法則にかなっていたのだと思います。
ヨメさんが映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を観て、何が言いたいのか分からないとよく言ます。そのたびに何度か説明をしようとしたのですが、納得してもらえませんでした。いろんなコトバで散々説明しても「で、なにが言いたいの?」と言われると、やっぱり説明しきれてない。説明する方法がないのではなくて、ひょっとしたら説明しうるモノ自体が存在しないのでないか、などと自らが哲学地雷を踏む始末。
で、いろいろ考えたのですがこういう場合、HIROC的解釈だと、問題提起にとどまった舌足らずなオチだった、と説明するのが一番なのではないかと。だから、「言いたいことは何か?」という直球の質問には答えられない映画なのだと思います。
軍曹といえばハートマン軍曹と相場は決まっていますが、スローター軍曹も捨てがたいです。オールド・ファンにはサンダース軍曹は外せませんし、ガンヲタにはサンダースjr.軍曹もいます。また、ルイス・ゴセットJr.演ずるフォーリー軍曹のビタースイートな魅力は、我々軍曹マニアの心を捉えて離しません。そんな群雄割拠の軍曹業界に期待の新兵が着任しました。ケロロ軍曹です。仕事絡みで見始めたのですが、しっかりハマってしまったであります。
ハートマン軍曹はかの有名な新兵たちのと対面シーンで「貴様らは人間ではない。両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない!」とヒヨっ子どもを罵倒して軍曹マニアのハートをワシ掴みにしますが、ケロロ軍曹はその前に両生類です!というか、両生類型の宇宙人だという設定です、軍曹!この時点で相当トンチが利いているであります。
すでに読者の皆さんは「電車男」についてご存知でしょう。2ちゃんねるの独身男性板、通称「毒男板」にて生まれた物語です。ひょんなことから美女とお知り合いになったアキバ系モテない君の「電車男」が、板住民の嫉妬と羨望が入り混じったアドバイスカキコに振り回されつつもアタック開始、ついには…という、一種の都市伝説です。
BBSという時系列付きの世界で展開する圧倒的なスピード感と、まとめサイト作成者「中の人」の絶妙な合いの手で、あれよあれよといううちに引き込まれてしまう、これまでにない形態のヨミモノといえるでしょう。新潮社から書籍化され、メガヒット中。

電車男
新潮社の担当編集の手記がけっこう面白いです。
http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/471501-8/01.html
とにかく「デビルマン」がスゴいとのウワサです。HIROCは例によって映画館に行かないので、あらゆる映画はひたすらDVD待ちなのですが、とにかくとんでもなく「やってもうた」作品だというネットでの情報が嵐のように吹き荒れていて、HIROCのココロを掻き乱しています。
これまでの映画の歴史上、「やってもうた」映画は多数ありました。「やってもうた」映画とは、単に面白くないだけではありません。単に面白くないだけの映画は、誰も見に行きませんし、何も語られません。静かに上映を打ち切られ、人々の記憶から消え去ります。
しかし、「北京原人」のことを人々は伝説として覚えています。「シベリア超特急」はまだ続編が作られるようです。やってもうた映画は、単に面白くない映画なんかとは違います。自分が作ったわけでもないのに、観ていて顔から火が出るように恥ずかしく、ほろ苦く甘酸っぱく、観たくないけど目を背けられない、なにか強い力があるものなのです。
HIROCはコメディ映画が好きで、昔レンタルビデオ店でアルバイトしていた頃は、それこそ貪るように観てました。今から考えれば品揃えのよくない小さなレンタルビデオ屋だったんですが、手当たり次第という感じでしたね。おっさんになると映画やビデオを観る時間をなかなか確保できなくなるので、若い人はたくさん映画を観た方がいいですよ。観たら観ただけ財産になります。
コメディ映画に関しては折に触れてエントリーにしていくとして、HIROCはスパイ映画がかなり好きです。スパイ映画は最初からエンターテインメントのあらゆる要素が含まれていて、ハズレが少ないように思います。最近だと「スパイ・ゲーム」とか「エネミー・オブ・アメリカ」なんかが面白かったですね。テレビ版だと「エイリアス」や「24 TWENTY FOUR」なんかもしっかりハマりました。
仕事中なのですが、あまりにもアホらしいニュースをみてしまったのでとりあえずエントリー。
CMカット機能「著作権法違反も」 日枝・民放連会長
http://www.asahi.com/business/update/1112/126.html
「放送」という業態はもうそろそろ終わりにするべきだと僕は信じていますが、こういうニュースをみるとその思いがさらに加速しますね。金融や土建屋の護送船団方式をはるかに凌駕する最悪の既得権益業界であり、その本丸に例の広告代理店の存在を強く感じます。
■呪怨
■呪怨2
http://www.cine-tre.com/ju-on/top.html
ハリウッド版がヒットしているということで、普段はまるで手を出さないホラーを観てみることに。絵面はたしかに怖い。ふと見逃しそうになる位置に呪怨坊やがいるのは怖い。エレベーターのシーンなんて相当ぞっとした。これは心霊写真の原理ですね。日本で独自に育まれた恐怖のツボなのかもしれません。
■ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
http://www.lotr.jp/
やっと我が家の指輪物語が完結。長かったですわ。トム・ボンバディルはいったい誰がやるんだろうなんて妄想してましたが、結局最後まで出てこず。確かに映画にするんだったらないほうがすっきりしますね。とにかくよく収めたなという印象。CGが絵画のようにいちいちキマっていて、その非日常感がファンタジーの世界とうまく融和してました。ぜひ「ホビットの冒険」もお願いします。
■ミスティック・リバー
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=241450
ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンという渋い役者が揃い踏みのクリント・イーストウッド作品。かなり好きな世界観です。冒頭に起こる過去の事件がトラウマとして映画全編に色濃く影を落とす中、ショーン・ペンの娘が殺されるという事件が発生。3人の男の人生が再び絡み合っていく、という内容です。この物語のキモは「正直さ」。3人の「正直さ」に対する考え方の違いに注目です。ちなみにショーン・ペンのブチ切れオヤジぶりがマジ怖いです。
■トラフィック
http://www.trafficmovie.net/
ソダーバーグ監督のアカデミー受賞作。しかしすごい色です、この映画。青とオレンジに振り切った映像で、アメリカとメキシコを対比していきます。救いのないドラッグビジネスとの戦いの中で、政治家、実業家、刑事らが翻弄されていく群像劇。原作のテレビシリーズも観たけど、こっちの方が好き。メキシコの刑事・ハビエールの生き様にシビれる。彼はあの後きっと殺されちゃうだろうから、死に様というべきか。
最近、我が家で盛り上がっているのはこのスレッド。独自にキューブリック編を思いついては互いに発表しあっています。
[映画一般] もし「あいのり」の監督がデビッドリンチだったら(Walkin' Around minus)
http://s03.2log.net/home/minus/archives/blog134.html
スレはいまだに伸び続けていて、最後の方はグダグダの展開になってます。スレまとめのヒトがいるってありがたいですね。
■TAKEN
http://www.wowow.co.jp/taken/
ガッカリです。せっかくのダコタ・ファニングが台無しです。おスピはもうだめぽ…。ある意味「史上空前のスケールで行われた焼き直し」ですね。
■コール
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=241747
観た映画のレビューメモをただ書くのも芸がないので、数珠繋ぎ方式でやってみます。「TAKEN」からのダコタ・ファニング繋がりで「コール」です。ダコタ・ファニングといえば「アイ・アム・サム」ですが、現在ロードショウ中の「マイ・ボディガード」(デンゼルと共演)も気になるところ。映画界には「子供と動物は泣かせの反則」という格言があります。それほどすさまじい威力だという意味ですが、HIROCは動物に関して興味なしです。子猫物語とか南極物語にいたっては、映画作ったやつに殺意すら覚えます。その反動なのか、子供が出てくる映画にはからきし弱いです。ダコタ・ファニングはそういう意味で現在、仏恥義理のトップランナーです。
■シモーヌ
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=239812
「コール」からの数珠繋ぎ。ダコタ・ファニングを監禁する憎めない誘拐犯を演じた、プルイット・テイラー・ヴィンス繋がりでいってみましょう。このおデブちゃん、名の知れた映画に出てるんです。とりあえずこのあたりでチェックいただきたい。おデブキャラといえばジョン・キャンディか、ジョン・グッドマンか、いやいや、フィリップ・シーモア・ホフマンも捨てがたい。とにかく米国産映画には欠かせないのがおデブキャラなのです。
■トゥルーマン・ショー
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=84338
「シモーヌ」からの数珠繋ぎ。アンドリュー・ニコル脚本繋がりでいってみましょう。アンドリュー・ニコルって人は脚本も監督もやるんですが、あまり作品数は多くありません。1本ハマったら次も次もとみたくなるタイプの映画人ですね。あのジュード・ロウが美しい「ガタカ」でもよかったんですが、なんといっても大好きなジム・キャリーの傑作、ということで「トゥルーマン・ショー」です。まだ観てない人はジム・キャリーの芝居が粘っこいからって毛嫌いせずに挑戦して欲しいですね。
■ふたりの男とひとりの女
http://www.foxjapan.com/movies/memyself/
この数珠繋ぎレビューは原則として最近観た映画からチョイスしていますが、つなぎに今まで観た映画を挟むこともあります。ジム・キャリーものはTSUTAYAでDVDレンタルが始まったらすぐに借りていくので、最近の作品はほとんど鑑賞済み。そんなワケで今回はずいぶん前に見た作品です。「トゥルーマン・ショー」からの数珠繋ぎは、ジム・キャリー繋がりってことで「ふたりの男とひとりの女」いってみます。
■ブリジット・ジョーンズの日記
http://www.uipjapan.com/bridgetjones/
さてまだまだ続きます、デイジーチェーン映画レビュー。この先、どこまで考えてあるかって? 実は結構先までヨメさんが考えてくれました。こういうのを考えさせたらウチのヨメさんは天才です。ヒマな人は次に繋がりそうな映画を予想してみてください。
「ふたりの男とひとりの女」から、ジム・キャリーのちょっとブサイクなヒロイン役を好演してた、レニー・ゼルウィガー繋がりで、「ブリジット・ジョーンズの日記」にいってみましょう。ちなみに、ジムとレニーは「ふたりの男とひとりの女」の共演がきっかけで、しばらくお付き合いしてたそうです。破局の原因はジムがあまりにも■○▲※に◎×▽●だったから、だというウワサ。昔のうる星やつら風の伏字、久しぶりに使ってみました。
今さら、という感じですが、「鉄人28号」を見終わりました。2004年4月からテレビ東京系で放送されていた今川泰宏監督版の「鉄人28号」です。CS放送をまとめて録画していたのでヒマを見計らってチマチマと消化していたのでした。いつもながら、最先端からは遅れ気味のHIROCです。
今川泰宏監督といえば、「ミスター味っ子」や「機動武闘伝Gガンダム」など、エキセントリックな演出でとことん楽しませる作品が有名です。よく動く絵もさることながら、「ま、まさかお前は…!」とか「そ、そんなバカな、そんなことが…」なんてセリフで引っ張りまくるストーリーテリングがハマったら爆発的に面白い。そんな今川泰宏監督が「鉄人28号」を作るとなると、只で済むとは思えません。
とある原稿を書くために、「デッドマン・ウォーキング」を観ました。ショーン・ペンは好きな役者なんですが、暗い気分になってしまうんじゃないか、と思って、今まで意図的に避けてきてたんですよね。だって、死刑囚のお話じゃないですか。タイトルが「デッドマン・ウォーキング」ってくらいですから、こりゃ確実にショーン・ペンは死ぬな、と。でも、ちょっと根性決めて観てみると、救いがあるんです。
この映画は死刑囚の話です。でも、死刑制度に対して賛成姿勢でも反対姿勢でもないんですね。どっちの立場の人が観ても、それぞれの視点で死刑というものへの接点を発見できる。この映画の絶妙のサジ加減です。まずここが素晴らしい。
そこに目を背けたくなるような罪があり、死刑という究極の罰がある。死刑というものが、ただ厳然としてそこにあり、ただリアルにそこにあるんですね。あえて主張入りの演出をしないところが、ティム・ロビンス監督のグッジョブです。
ショーン・ペンは案の定、死んじゃうんですが、死んでもしょうがない大悪党なんですが、他の登場人物たちもそれぞれに罪深いんですが、それでも最後には少しだけ、関わる全ての人が救われるんです。いよいよ死刑が執行されるとなったとき、無様にあがいてカウンセラーに悪態をついていたショーン・ペンの覚悟が決まるんですね。全ての罪と罰を受け入れなければ、と。このシーンのスーザン・サランドンが、死にゆくショーン・ペンに手を差し伸べ、見送る演技は、最高にシビれます。
例によって今頃、という感じですがTV版「鋼の錬金術師」を一気に観ました。実は、お仕事絡みでサラっと観てはいたのですが、ちゃんと観たのは初めてです。で、ですね、これが実に面白い。ぜひにオトナに観ていただきたい!、と。 最近はWebでサクっと観られるので便利ですよ。さて以後、ネタバレしまくりの感想を書きますので、まだ観てなくてストーリー展開が楽しみな人は読まないように。
この世界は、「錬金術」というある種の科学が存在するという設定。この錬金術という設定そのものが、物語全体をドライブさせていきます。いわく、「等価交換の法則」という、大原則が存在する、と。この法則は「あるものを得るためにはそれに相当する代価を支払わなくてはならない」、と繰り返し語られます。じゃあ、人体を構成する素材を適切に用意して錬金術を行えば、人間が作れますね、というのが物語の発端となります。
この「等価交換の法則」は、ラヴォアジエ先生からニュートン先生へと続く近代科学の大原則「質量保存の法則」とは似て非なるもので、科学反応(練成)前後の物質の質量は同じでも、エネルギー量はどこから来てどこへ行くねん、という大矛盾が存在します。
主人公のエドとアルの兄弟が、母親の人体練成に失敗して自らの体の一部(弟は全部)を失い、元の体を取り戻そうと旅をする中で、この大矛盾がものすごい強引な上手投げで説明されていきます。つまり、パラレルワールドからエネルギーを持ってくるのだ、という。最後の最後で兄弟はドエラいことになって、きっとまた会えるさ、という希望を残してエンディング。どうやら、映画館でまた会えるさ、ということらしいです。
■シカゴ
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=239900
HILOGの更新がしばらく滞っておりました。とにかくですね、目の前の仕事をただ片付けることしかできないような、モーレツな毎日が続いておりました。状況を冷静に判断すると、まだもうちょっと続きそうなんですが、あんまり続けると人生が終わってしまいそうなので、「ほどほど」という言葉を再認識したいと思います。
さて、復帰後初のエントリーは映画レビューでいってみようと思います。たしかデイジーチェーン企画でしたね。前回のレビューは「ブリジット・ジョーンズの日記」でした。で、HIROCは個人的にレニー・ゼルウィガーが好きなので、もういっちょオカワリでいってみますね。つーわけで、「シカゴ」です。
この映画、プロモーションのせいだと思うのですが、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが主役だと思っている人も多いようです。確かにこの映画でもキャサリン・ゼタ=ジョーンズは相当な勢いでキまくりやがってますが、主役はレニー・ゼルウィガーですから。くれぐれもお間違えのないように。
というか、もっと日本でもレニー・ゼルウィガーの認知は高まっていいと思います。間違いなく、ハリウッドが誇るトップ女優の一人ですし、三枚目もできる貴重な人材ですから。日本じゃいまだにジュリア・ロバーツあたりがトップ張ってる状況にちと不満あり。
■Ray
http://ray-movie.jp/index.php
「Ray」を観ました。ご存知の通り、レイ・チャールズの半生を描いた映画です。レイ・チャールズといっても、今日日の若い人はよく分からないと思いますが、とっても偉大なR&Bシンガーです。黒人音楽の歴史というのはとっても面白くて、とっても長い話なのですが、ポイントは大きな才能が現れた時です。必ず従来のカテゴリからはみ出しちゃうんですね、豪快に。レイ・チャールズをよくみれば、R&Bなんて小さいカテゴリでくくれない。モロにはみ出してる。このはみ出した部分が、次の時代への糊しろになるんですね。
映画の中にも出てきますが、ゴスペルを茶化した歌を作ったり、ストリングスをバックにして歌ったり。才能ってヤツがほとばしると、今までのカテゴリでは分類できないんですね。これが新しい音楽を生み出して、新しい音楽が世間に受け入れられて、次の世代の音楽の培養土になっていくわけです。
「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」、やっと観終わりました。バンダイチャンネルで。攻殻機動隊という素材を上質の娯楽作品に仕立てたこのTVシリーズはとてもいい。前シリーズの出来が良かったから、余計に期待が高まってしまうわけです。
前シリーズの「笑い男編」が面白かったのは、ネットワーク社会がこのまま進んでいけば、こんな犯罪が生まれるかもしれない、というサイエンス・フィクションでした。たった一人の若者の青臭い「正義」がウイルスのように伝播していく様を、「オリジナルなきコピー」という表現で見事に映像化できていたと思います。描こうとするテーマが面白かったわけです。
「笑い男編」に比べると、「2nd GIG」の「個別の11人編」は、なんだかテーマが古臭い。五・一五事件をモデルにしているのかと思いきや、最終的には安保闘争のお話になっていくんですね。これは「2nd GIG」からスタッフとして参加した押井さんの影響があるのかもしれないですね。なんか、立ち飲み屋で学生運動をしていた頃の昔話を延々と聞かされているような、そんな雰囲気がシリーズ全編に立ち込めていました。
ヨメさんの影響でここ数年、海外ドラマを観るようになりました。最近は、エイリアス、CSI :マイアミなんかを一生懸命観てますね。トゥルーコーリングは面白かったけど、いいところで話が尻切れトンボ。これは米国産ドラマのよくない習慣ですね。24シリーズも観ますけど、さすがにシーズン3でちょっと萎えてきました。スカパーで一挙放送したら、まとめてガッツリみようと思います。
よくよく考えてみれば、HIROCの海外ドラマ好きは今に始まったワケじゃなくて、トワイラトゾーンやらヒッチコック劇場やら特捜刑事マイアミ・バイスやらタイムトンネル、スタートレック、特攻野郎Aチーム、ナイトライダーも観てました。もともと嫌いな方ではなかったんですね。逆に日本のテレビドラマはほとんど記憶にありません。
で、最近ガッツリ見終わったのが「LOST」です。
先日のエントリーで、海外ドラマの話が出ましたが、最近のお気に入りはジェリー・ブラッカイマーが製作総指揮をしている「WITHOUT A TRACE / FBI 失踪者を追え!」です。現在、NHK-BSでシーズン2が放送中。TSUTAYAなんかに行くと、海外ドラマの棚にドドンと並んでいると思われますので、旧作半額WEEKにガツンと大人借りしましょう。
| WITHOUT A TRACE / FBI 失踪者を追え!<ファースト・シーズン>コレクターズ・ボックス | |
![]() | アンソニー・ラパグリア ポピー・モンゴメリー マリアンヌ・ジャン=バプティスト ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-04-07 売り上げランキング : 10339 おすすめ平均 ![]() ワオ〜、感激!! “WITHOUT A TRACE ”質の高いドラマです 面白すぎます!!!Amazonで詳しく見る by G-Tools |
FBIってのは、映画や小説では役立たずの悪役として取り扱われることが多いですが、実際には思ってる以上に薄給で、現場の捜査官たちは地べたを這いずり回るような仕事が多いようです。こんな仕事は正義感かワイロがなくちゃ勤まりません。このドラマに出てくる「失踪者捜索班」なんかは、とんでもなく地味でキツい仕事です。
HIROCがちょっとだけ人に誇れるモノとして、海外ドラマの知識があります。日経エンタテインメント!で「海外ドラマ検定」というのが始まっていたので、早速やってみることにしました。さて、古いのから新しいのまでわりと幅広く知ってるつもりですが、その実力のほどやいかに。コンディションは起き抜け。WEB調べはもちろん封印。わからない問題はすべて勘で答えました。
香港旅行を計画中です。香港の勉強をするならば、とTSUTAYAの半額キャンペーンで、香港映画をもさっと借りてきました。まずは「インファナル・アフェア」あたりからやっつけてみようと思います。
| インファナル・アフェア | |
![]() | アラン・マック アンドリュー・ラウ アンディ・ラウ ポニーキャニオン 2006-07-19 売り上げランキング : 1359 おすすめ平均 ![]() ディパーテッド=出発した アジアのハードボイルド作品の金字塔 騙されたと思って買ってみてAmazonで詳しく見る by G-Tools |
とはいっても、パート1はすでに視聴済み。これはマジで面白いです。文句なしにお勧めなのでぜひ観るように。トニー・レオンの演技が切ないんですよね…。アンディ・ラウの色気ある演技も見事です。原題は「無間道」。警察と黒社会が互いに相手の勢力に手下を潜入させ、欺き欺かれ、裏切り裏切られ、千日手で打つ手がなくなり「無間地獄」へと陥っていくというストーリーです。ハラハラドキドキ、切なくも美しい香港映画です。
で、パート2から観てみました。パート1へ至る過去のお話です。
| インファナル・アフェアII 無間序曲 | |
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なぜ、主人公の二人が逃げ出せずに無間地獄に落ちていくのか、その背景が語られます。こういうのは、ヒット作の後付けで考えられたヘボいシナリオだったりするのが常なのですが、このパート2のシナリオはよく出来ています。ひょっとしたら、このパート2が一番面白いかもしれません。HIROCは一番のお気に入りです。
インファナル・アフェアのトニー・レオンにシビれた勢いを借りて、しばらく遠ざかっていたウォン・カーウァイに手を出してみました。まずは「花様年華」から。
| in the Mood for Love ~花様年華 | |
![]() | ウォン・カーウァイ トニー・レオン マギー・チャン レントラックジャパン 2005-04-27 売り上げランキング : 3601 おすすめ平均 ![]() ペキンパーもびっくり。 匂い立つ南国の官能 マギーのチャイナが素敵だったAmazonで詳しく見る by G-Tools |
マギー・チャンが美しく、トニー・レオンが切ない。閉塞感に満ち溢れた香港の状況描写とその中で芽生える禁じられた関係。二人が出会うアパートは人がすれ違うことも困難な狭さで、シーン数も限定され、マギーとトニー以外の登場人物も数えるほど。この限定ジャンケンのような過剰な制限が、この映画の魅力を生み出してくれます。素晴らしい映画です。
香港映画は一休みにして、サックリと楽しめる映画を何本は観ました。まずはずっと気になっていながら、観る時間が取れてなかった「ビー・クール」から。ザ・ロックの仕事っぷりをチェックです。
| ビー・クール | |
![]() | エルモア・レナード ピーター・スタインフェルド F・ゲイリー・グレイ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-02-01 売り上げランキング : 9610 おすすめ平均 ![]() テンポのいいエルモア・レナード節再び 続編やったんや!? 脇役が最高Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ジョン・トラボルタとユマ・サーマンの組み合わせでクライムムービーちうか、ピカレスクものといえば「パルプ・フィクション」を連想しますが、これはタラ物件ではありません。ちなみに「パルプ・フィクション」は最高に面白い。タラ物件の中ではイチオシです。
監督さんはF・ゲイリー・グレイという人で、これがなかなか小粒で楽しめる映画をたくさん撮っています。このバラバラかつ豪華なキャストでどうなるのか、かなり興味があったのですが、うまくまとまっていて、最後まで飽きさせません。いい感じ。
主人公である元ギャングのチリ・パーマーが、映画業界での成功を足がかりに、今度は音楽業界に進出しようとするのですが、音楽業界の顔役たちが妨害するという筋立て。黒人ヒップホップ勢力、イタリア系のレーベルプロデューサー、その手下と用心棒、ロシアンマフィアといった勢力が、チリ・パーマーを殺そうとするのですが…、ここからがお楽しみ。チリ・パーマーの口八丁手八丁をお楽しみください。古くは黒澤明の「用心棒」なんかで使われてきた、お馴染みの複数勢力を手玉にとるテクニックですが、ものすごい勢いで展開するので楽しいです。
ロック様はオカマの用心棒(役者志望)という役どころなんですが、ハマってました。片眉上げも、もうええっちゅうねん、というくらいやってくれます。ナルシストで勘違いセクシーというセルフパロディにもなっていますから、WWEが好きな人は要チェックです。ロック様、次もこのセンでいきましょう。
ポイントは米国音楽業界がいかにギャングに牛耳られているか、という現実ですね。ま、日本でもあんまり変わりないと思うんですけどね。ネットなんかでは盛んに言われていますが、マスメディアではあまり音楽業界とギャング(ヤクザ)との関係性が語られません。なかったことになってるのが空恐ろしいというか。あの芸能プロダクションと、あのレコード会社と、あの大物歌手をモデルにすれば、すんごい面白い日本版のビー・クールできるのになあ。
ずっと気になっていたジョディ・フォスター主演の「フライトプラン」を観ました。HIROCはジョディ姐さんが大好きなので、チェックはしていたんですが…。最近になってやっと時間を作ることが出来ました。もう毎日のようにDVDばっかり観てます。
| フライトプラン | |
![]() | ブライアン・グレイザー ロベルト・シュヴェンケ ジョディ・フォスター ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2006-05-24 売り上げランキング : 6284 おすすめ平均 ![]() 申し訳ないですが ジョディー・フォスターが大暴れ もったいないAmazonで詳しく見る by G-Tools |
夫を事故で亡くした旅客機設計技師のジョディ・フォスター。里帰りのために一人娘を連れて自分が設計した最新鋭のジャンボジェット機に乗り込むのですが…、忽然と姿を消す娘。どこを探していないだけでなく、乗客の誰もジョディの娘のことを覚えておらず、乗客名簿にすら娘の名前がない…。という密室劇です。
というワケで、以降ネタバレ。
なんだかトニー・レオンづいてる今日この頃のHIROCです。本当に面白い役者さんなんですが、その魅力は独特の不完全さという気がします。アンディ・ラウだと完璧すぎて、ちょっとファッションなぞ真似してみようかと、というのは10年早いわ、という感じ。ん?誰ですか?HIROCがチャウ・シンチーに似てるなんて言ってるのは?
というワケで、「英雄〜HERO〜」を観ましたよ。「単騎、千里を走る」のチャン・イーモウ監督作品ですね。
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人間ドラマをきっちり撮りたいチャン・イーモウ監督が、「エンターテインメントもできるんやで。やるんなら娯楽テンコ盛りでどないだ? ジョン・ウーなんかと一緒にせんといてや」と、言ったか言わないは知りません。が、正面から娯楽作品に取り組んだのは好感が持てますね。しかし、これがチャン・イーモウ監督のパーソナリティなのでしょうか、純粋な娯楽作品にはならず微妙な説教臭さが残ってしまった、というのがHIROCの感想です。
またもDVD。今度は韓国映画です。これもずっと気になっていたおどろおどろしい復讐劇、「親切なクムジャさん」。「猟奇的な彼女」とかはちょっとノれなかったHIROCですが、こっち方面はわりとスキかも…。あと主演のイ・ヨンエは「チャングム」の人らしいです。「チャングム」はまるで観たことがないので、「あのチャングムのイ・ヨンエが…」とかいわれてもよく分からないのですが。韓流の値打ちがイマイチわかってなくてスイマセン。
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と、期待して観たんですが、たぶんこれ、シナリオが悪いと思います。途中まではコミカルにカリカチュアライズされた展開で、クムジャさんがなぜ「親切な」と言われるのかが説明されていきます。全部、綿密に計画された復讐の準備だったというヤツですね。
中盤くらいまでいくと、どういうオチになるのかが想像つくんですが、オチの部分が長すぎる。東アジア特有の、それも朝鮮半島独特の情念と衝動が悪い方に出ちゃってます。最後の廃校のシーンをもっとテキパキと展開させれば、ノれねーなーということにはならなかったのではないでしょうか。
再びDVDレビューに戻ります。とてもじゃないですが、観たDVDの全てをレビューしきれませんが、思うところある作品には、ちょこちょことコメントを残しえておこうと思います。今回は「Mr.&Mrs.スミス」。気楽に観れる娯楽作品です。
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ご存知ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの夫婦が、殺し屋夫婦を演じるというあんまりシャレになっていない作品。最初に言っておきますが、この二人は無敵設定なので戦闘シーンのリアリティなんてのは、観る前に窓から投げ捨ててください。
最近、HDDに録り貯めてあった「スーパーナチュラル」を観ているのですが、これが聞きしに勝るほど酷いです。なにが酷いって声優がです。
お話は、悪霊ハンターの父が行方不明になり、父の跡を継ぐことになったウィンチェスター兄弟が、悪霊を退治しながら父の痕跡と、幼い頃に変死した母の謎を辿る、という、まあなんということもない娯楽作品です。兄弟の兄貴の方は「ダーク・エンジェル」の第2シーズンにいいキャラ演じていたジェンセン・アレクス。わりと期待してたんですが、声優が酷すぎです。あまりの棒読みぶりにこっちが嫌な汗かきますよ、マジで。
調べてみると、この吹き替えは次長・課長の井上聡なるお笑い芸人です。なんじゃこりゃ。まったく話になりません。第5話まで我慢に我慢を重ねて観ましたが、もうそろそろ限界です。兄貴のとぼけたセリフとかがうまく書けていて、元シナリオも翻訳も頑張ってるだけに、なんともやりきれない思いが募ります。最後の最後でやってもうた、という感じ。ズバリ、キャスティングしたヤツがカスです。
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吹き替えネタでいえば、「ザ・シンプソンズ MOVIE」も正視できないような惨状です。